本案内は,投稿(原著論文,総説論文,実践研究論文,ショートノート等)の一般的な事項についてまとめたものです.投稿原稿の具体的な書き方については,「投稿原稿の書き方」 をご参照ください.
1.方針
「知能と情報」の編集については,日本知能情報ファジィ学会の理念に基づき次のような方針をとっています.
原稿の投稿は誰でも可能です.非会員の方でも投稿できます.
本誌はオープンアクセスジャーナルです.採録された投稿原稿は J-Stage 経由で無償公開されます.
原著論文,総説論文,実践研究論文の初回投稿時の標準ページ数は6ページ,ショートノートの初回投稿時の標準ページ数は3ページとしますが,ページ数の制限は設けません.
採録時には,原則として,電子データを提出していただきます.提出された電子データを基に出版します.
採録されなかった投稿原稿について責任著者は,編集委員会に対して書面にてクレームをつけることができます.
2.多重投稿の禁止
多重投稿を禁止します.本誌への投稿以前もしくは投稿中に,投稿原稿と同一内容(極めて類似した内容を含む)のものが,同一著者もしくはその中の少なくとも1名を含む著者によって,他の学術出版物に掲載または投稿中であることを禁じます.
上記の他の学術出版物とは,国内外を問わず,審査・査読を伴うものを指します.ただし,国際会議の論文集,本会や他学会の大会レベルのシンポジウム・研究会の論文集,公共性の高いプレプリントサーバ,学位論文等はこの限りではありません.なお,本誌としては査読を速やかに完了するよう努力しておりますが,投稿受付日以降6ヶ月を経過しても採否に関する連絡がない場合,著者の判断により本誌への投稿を取り下げた後,他誌へ投稿することを妨げません.
編集委員会が多重投稿と判断した場合は,次の処分を行います.
◦ 当該投稿論文の不採録
◦ 当該投稿論文の著者が含まれる投稿論文の不採録
◦ 当該投稿論文の全著者に対する本誌への1年以下の投稿禁止
◦ 掲載後に発覚した場合は,当該論文の掲載の取り消し
他学会等の出版管理者から多重投稿の調査依頼に応じます.また,多重投稿の疑いがある場合は,編集委員会でも調査を行います.
3.原稿の種類
投稿原稿には,「原著論文」,「総説論文」,「実践研究論文」,「ショートノート」,「その他」があり,非会員の方を含めて誰でも投稿できます.原稿は,日本語または英語で書かれたものを受け付けます.投稿原稿は,未公刊のものに限ります.原稿は,「投稿原稿の書き方」に基づいて執筆してください.原稿は,簡潔・明確に記述してください.冗長なものは,編集委員会の決定により内容の削除をお願いすることがあります.投稿原稿は,原則として2人の査読者によって独立に査読され,その結果によって編集委員会が採否や書き直し等の決定を行います.詳しくは「査読手順」 をご覧ください.「総説論文」,「実践研究論文」は,原稿の長さ・査読手順について「原著論文」と同じですが,採録基準が異なります.論文種別については,その種別に該当するかどうかを査読前に審査することがあります.
原著論文 原著論文は,広く「知能」に関するオリジナリティのあるものに限ります.原著論文には,新規性(新しさが認められること),有用性(学術あるいは技術の発展に役立つこと)のいずれかが必要です.加えて,本質的な誤りを含まないことが必要です.
総説論文 総説論文は,広く「知能」に関するある特定の問題に対する最近の研究動向や研究成果を取り上げ,その歴史的背景,重要性,進捗状況,将来の可能性等を総合的に論述したものです.単に既存の研究,参考文献を紹介するだけでなく,新しい視点により体系付けられていること,あるいは,今後その研究分野を開拓しようとする研究者にとって有用であることが必要です.筆者の研究成果を中心に論じることはかまいません.
実践研究論文 実践研究論文は,ソフトウェア,ハードウェアを問わず,企業・大学・官公庁研究機関等において研究・開発された技術あるいは知見に関する成果をまとめた研究論文です.既存のシステム・装置等の利用方法・性能比較等の成果をまとめたケーススタディ論文も含みます.対象とする技術・システム等の仕組み,あるいは技術・知見の評価が明確に記述されていることが必要です.
ショートノート ショートノートは,広く「知能」に関するオリジナリティのあるもので,論文としての形式よりもアイデアを重視します.長さは原則として3ページ(1ページは28文字×51行×2段)以内にします.迅速な掲載のため,査読は論文よりも簡略化されています.詳しくは「査読手順」 をご覧ください.
その他 原著論文,総説論文,実践研究論文,ショートノート以外に,学術的な提案,学会や編集委員会や読者に対する提言,意見等を投稿することができます.非会員の方を含めて誰でも投稿できます.提案の取り扱いは,編集委員会に一任されています.
4.クレーム
投稿原稿の取り扱いや査読結果について不満がある場合には,責任著者は編集委員会にクレームをつけることができます.クレームは,学会誌投稿に関するお問い合わせ あてに,文書をもって行ってください.形式は問いませんが,明確に主旨を表現してください.クレームに対しては,編集委員長が文書をもって回答します.
5.投稿
電子投稿システムから必要事項の入力,ファイル(PDF)のアップロードを行います.システムの利用方法(マニュアル)は,ログイン画面よりダウンロードできます.投稿システム URL: https://www.editorialmanager.com/jsoft/
6.電子データの提出
採録された場合には,論文の最終原稿と図・表等の電子データや,著者紹介用の写真等を指定の方法で提出していただきます.提出された電子データを用いて出版用の原稿を作成します.詳細については,論文採録時の提出物について をご参照ください.
7.著者校正
著者校正は,初校のみとします.校正の際,追加・変更は,認めません.また校正原稿送付後,指定された校正期日までに連絡が無い場合は,原則,著者校正による訂正は無いものとして扱います.なお著者校正原稿の作成にあたっては,校閲は行わず,提出された最終原稿を基に体裁等の再構成を行います.
8.著作権
本学会に投稿される原稿の著作権は,本学会に最終原稿が投稿された時点から原則として本学会に帰属します.
9.掲載料と別刷り料
掲載料の支払いは,掲載の条件となります.採録通知後は,いかなる理由があっても,掲載料を支払わなければなりません.
別刷りは,希望する場合に購入できます.
掲載料と別刷り料
10.発効
2020年7月8日投稿分より本投稿案内に基づいて投稿原稿を処理します.
論文投稿に関するお問い合わせ先 学会誌投稿に関するお問い合わせをご覧ください.