「描画と物語の科学」(投稿締切8月15日)

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特集:「描画と物語の科学」論文募集のお知らせ

掲載予定号:2013年4月号
投稿締切:2012年8月15日
特集エディタ:竹村 和久(早稲田大学)

上記特集の論文を以下の要領で募集いたします。ふるってご投稿ください。

 近年,人間の知覚,認知,感情,意思決定などの心的機構の解明に向けて,ソフトコンピューティングを活用し,人間の神経科学的基盤に立脚した心理モデルの研究が盛んに行われています.このような研究の流れの中において,人間の心理や行動に関する研究は,かなり進展している一方で,人々の描く「絵」や口伝えで伝承される「物語」については,人文学の対象となり多様に解釈されることはあっても,できるだけ主観を排して科学的に検討される試みはそれほど多くは現れていません.心理学や行動科学では,特に臨床心理学的観点から描画や物語の定量的研究や質的研究が行われてはいますが,これも集中的な科学的研究は十分なされていないのが現状です.
 描画は,ラスコー洞窟の壁画,アルタミラ洞窟の壁画など,先史時代から観察される人類の自己表現の手段になっています.また,物語は,紀元前のエジプトや中国の物語,日本の古代神話などにあらわれているように,これも人類古来からの表現形態です.また,臨床心理学や精神分析学では,描画や物語は,人々の意識されない意図や欲求を表現しています.しかし,その解釈には曖昧性が存在します.
 本学会は,実社会や人間の諸活動に存在する曖昧さを数量的に処理するファジィ理論を基礎として発足しています.描画や物語は,曖昧さを含んでおり,その意味で,曖昧さを扱う科学をより一層進展させるためにも,人間の描画や物語についてどのような心理と行動的意義があるかを理解することが必要になってくると思います.本特集では,描画や物語をどのように,定量的に測定することができ,また,その心理的解釈や行動説明をどのようにできるかということについて実験,解析,評価の方法や知見についての研究報告を広く募集したいと思います.すなわち,本特集では,描画と物語の心理に関する心理実験,社会調査,統計的データ解析,画像解析,自然言語処理,心理学的理論,神経科学的理論,測定理論,モデル構築,システム開発,応用事例や適用事例の報告など,広く論文を募集致します.なお,現状では,ファジィ理論やソフトコンピューティングに関連していなくとも,今後これらの分野への貢献が高いと見込まれる研究も含みます.

  • 1.募集分野
     描画と物語の心理に関する心理実験,社会調査,統計的データ解析,画像解析,自然言語処理,心理学的理論,神経科学的理論,測定理論,モデル構築,システム開発やその他の関連分野.
  • 2.投稿締め切り
    2012年8月15日(水)(必着)
  • 3.論文の種類
     論文の種類には、「原著論文」、「総説論文」、「実践研究論文」、「ショートノート」があり、非会員の方を含めてどなたでも投稿できます。詳しくは投稿案内(*)をご覧ください。また、投稿時にはそのいずれであるかを明記してください。
  • 4.提出物および提出方法
     提出物および提出方法につきましては、「電子投稿・査読システムに関する情報」をご覧下さい。
  • 5.査読プロセス
     通常の査読プロセスに従います。また途中の処理の都合で、本特集号の発刊に間に合わなくなった論文は通常の論文として他号に掲載される場合があることをあらかじめご承知おきください。
    学会ホームページの投稿規定および著作権規定をご覧ください。投稿規定に基づいて投稿原稿を処理します。
  • 6.問い合わせ先
     竹村 和久
     早稲田大学 意思決定研究所
     〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1
     E-mail: kazupsy[at]waseda.jp([at]を@に変換してください)

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