ファジィ吸収冷温水機制御 (三洋電機)

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事例名

ファジィ吸収冷温水機制御

企業・団体名

三洋電機

出展

日刊工業新聞 1990年

内容

 ファジィで最適制御 吸収冷温水機用制御ユニットを開発 三洋電機(社長井植敏氏)は6日、ファジィ理論を応用した吸収冷温水機用制御ユニットを業界で初めて開発したと発表した。同コントローラーは冷温水機各部の温度変化をファジィ理論で分析、その後の出力変化をある程度予知して、燃料弁を最適制御するシステムで、運転の省エネルギー化も図れる。同社ではまず、デジタルPID(比例微積分)制御運転とインバーター機能を備えたスーパー吸収冷温水機Cシリーズにオプションとして搭載、来春から発売するが、順次、大型機種から標準仕様化していく。冷温水機の制御方式には従来、比例制御とPID制御の2方式があるが、複数個所のデータを相関分析することが難しく、出力変化後の修正制御となっているため、外部条件が変化した場合などでは十分な制御性を得ることが困難だった。今回、同社が開発したファジィ制御システムは、冷水温度のほか、冷却水温度、再生温度などのデータを取り込み、ベテラン運転員の制御ノウハウをデータべースに持つファジィ技術で分析、予測制御を行う。これによって従来、制御が難しかった始動直後の立ち上げや急激な負荷変動時にもスムーズに対応、設定温度に対する安定した制御特性が得られる。また、負荷変動に対して無駄な燃料消費が少なく、効率の良い運転ができる。なお、このファジィコントローラーについては日本ファジィ学会主催のファジィシステムシンポジウムで、8日に技術発表する予定。

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