ファジィ生産現場日程計画自動作成ソフト (ユアサ商事、オムロン)

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事例名

ファジィ生産現場日程計画自動作成ソフト

企業・団体名

ユアサ商事、オムロン

出展

日刊工業新聞 1994年

内容

 生産現場への作業割り当て ファジィ応用し自動化 オムロンと協力 作成ソフトを開発 ユアサ商事(社長湯浅暉久氏)はオムロン(社長立石義雄氏)の協力で、ファジィ技術を応用した生産現場用の日程計画自動作成(スケジュール)ソフトを実用化した。ファジィ推論エンジンによるシミュレーションで、工程のすき間に別の工程を入れたり、工作機械の工具や治具の交換回数を減らしたり、空いている機械にワークを自由に割り振ったり、といった効率の高い生産計画が立てられる。緊急注文などにも対応 生産設備に作業を割り当てる日程計画は自動化が困難で専門スタッフに依存していたが、このソフトを使えば「作業時間を 80%程度削減できるうえ、スケジュールの精度も大幅に向上する」(須藤文雄技術一部長)という。価格はパソコンなどを含めて990万円。26日発売する。95年3月までに、これと工作機械などを組み合わせたCIM事業として50億円の販売を計画している。このソフトは、オムロンがファジィ技術を組み込み昨年開発した「日程計画高性能化モジュール」がベース。ユアサ商事がコンビューター統合生産(CIM)関連事業で培った生産現場での改善ノウハウなどをつぎ込みながら、オムロンの技術協力でシミュレーションソフトと合体させた。しかも日程計画の部分を一方的に最適化しているだけでなく、実際の加工実績をフィードバックさせ、再びシミュレーションをかけながらリアルタイムの計画作成が行える。このため、設備稼働率や仕掛かり在庫、納期順守率などの目標の変更や、設備の故障、品種別の生産量変動、緊急注文など環境の変化もそのつど織り込みながら、効率の高い計画が組めるという。ユアサ商事としては当面、機械・電機製造業の加工現場のスケジューリングに焦点を絞って展開する。同時に、加工現場の上流側である素材搬送工程や、下流の組み立て工程にも導入を促し、それら各工程の情報を同期・連動させることで、生産現場全体として日程計画を最適化させる手法も提案していく。

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