ファジィ理論を採用したトンネル構内換気システム (清水建設、三井三池製作所)

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事例名

ファジィ理論を採用したトンネル構内換気システム

企業・団体名

清水建設、三井三池製作所

出展

日刊工業新聞 1992年

内容

 清水建設と三井三池 ファジィで坑内換気 トンネル向け開発 リニア線で実用化 清水建設(社長今村治輔氏)と三井三池製作所(社長福田裕氏)は、業界で初めてファジィ(あいまい)理論を採用したトンネル坑内の換気システムを共同開発した。一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、粉じんの発生量、温度・湿度の変化などに関する65通りのファジィ推論ルールをあらかじめコンピューターに入力、切羽部分(掘削先端部)のそれぞれの濃度や滞留状態に合わせて送・排気を自動的に行い、坑内の作業環境を常に最適に保つ。新システムは切羽部分に設けたセンサーが掘削やダイナマイトによる発破、コンクリート吹き付けなどで発生したCO、NOx、粉じんと温度・湿度を検知。この計測値をコンピューターがファジィ理論に基づき換気風量を計算、送気ファンと排気ファンの翼の角度を微調整しながら切羽部分の空気を循環させ、各物質を坑外に送り出すとともに、不快な高温多湿の状態を解消する。従来、トンネル坑内の換気は発生した粉じんの除去が主体で、作業環境の向上のうえでCOやNOx、湿度・湿度を含めた総合的な制御が行えるシステムが求められていた。第一号機はJR東海発注のリニア実験線朝日トンネル新設工事(山梨県)で実用化した。三井三池側が今夏から売り出す。価格は未定。

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