並列処理ワンチップファジィプロセッサー (沖電気)

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事例名

並列処理ワンチップファジィプロセッサー

企業・団体名

沖電気

出展

日刊工業新聞 1992年

内容

 ファジィプロセッサー 初の並列処理を実現 沖電気がワンチップ化 沖電気工業(社長小杉信光氏)は8日、業界初の並列処理を行うワンチップファジィプロセッサーを開発、11月1日からサンプル出荷すると発表した。推論および演算処理部をすべてハードウエア化し、並列的に処理するチップで、推論速度も 25kFLIPS(128個のルールを毎秒25,000回推論する)と高速推論を実現した。サンプル価格は2,500円。量産出荷は93年3月から。93 年度12万個の販売を計画している。開発したチップは名称が「MSM91U112」。採用した並列処理方式のアーキテクチャー(設計思想)は熊本大学の協力を得たもの。チップ自体は沖電気のCAD技術と1.2ミクロンCMOSプロセス技術を用いて実現している。従来、ファジィチップはマイコンにファジィ用ソフトウエアを組み込んだものだが、今回のチップは推論および演算処理機能をすべてハードウエア化し、ワンチップ化したもの。したがってユーザーは使用目的に合ったルールを設定するだけで基本ソフトやアプリケーションソフトは不要になるという。このため、高速リアルタイム処理を必要とする産業機器や情報処理分野などに最適としている。一般に並列処理方式は人間に例えると、目や耳から得た情報を多数の脳細胞によって並列的に処理する脳の情報処理機能と同じものとされている。今回のチップは脳細胞に相当する演算素子をチップ上に多数配置し、一括処理する仕組み。

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