放電加工高速パラレルファジィ制御 (ソディック)

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事例名

放電加工高速パラレルファジィ制御

企業・団体名

ソディック

出展

日刊工業新聞 1991年

内容

 回路に独自専用LSl ナノ秒レベル制御 ソディック(社長鈴木正昭氏)は放電加工の高速、高精度化などに対応したファジィシステム「高速パラレルファジィ」を開発した。これは、放電火花回路やサーボドライブ回路などに独自のファジィ専用LSIを開発するとともに、各回路に独自のソフトを組み込むことで、次世代放電加工機に求められる諸性能を実現したもの。これによって、アーク状態においても安定した高精度加工が可能になる一方、電極とワークの接触位置決めも高速、高精度化され、さらに、各種ワークに対応した最適なゲイン(増幅率)が得られるという。このファジィシステムは、ソディックが開発した放電加工制御専用のカスタムLSI「ASIC」の中に、ファジィ用に開発した専用LSIとソフトを組み込んだもの。具体的には、放電火花回路、サーボドライブ回路、それにサーボゲイン回路などにファジィチップは採用せず、この専用LSIを活用した。この結果、放電回路はナノ秒レベルの制御が可能になり、制御レベルを従来のミリ秒領域からマイクロ秒領域に高度化、これに伴い、アーク状にしかならない加工状態でも安定的に高精度加工ができるようになった。また、サーボドライブ回路においては、一パルスの応答時間が2.8mm秒に高速化、しかも精度のバラツキが従来に比べ8倍近い性能の0.1レベルに高度化したことから、電極とワークの接触位置決めなどが一段と高性能になったとされる。一方、サーボゲイン回路のファジィ化によって、これまで一定だったゲインが、各種ワークに対応して最適なゲインが得られるようになったほか、従来のリブ加工が一層安定的で、短時間に仕上がるよらに改善され、さらに、直径9ミクロンの微細穴加工が汎用機レベルでも可能になった。

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