ファジィ筆者照合システム (オムロン)

ホーム / ファジィ筆者照合システム (オムロン)

事例名

ファジィ筆者照合システム

企業・団体名

オムロン

出展

日刊工業新聞 1992年

内容

 ファジィで筆跡識別 照合システム オムロンが来月投入 オムロン(社長立石義雄氏)はファジィ技術を使ってサインなどの筆跡を照合識別できる「筆者照合システム」を開発、10月に市場投入する。本人のものであっても微妙に違うサインを、あいまいな情報を一定の処理手順で定量的に表現できるファジィの特徴を生かして他人を識別する場合の検出率100%を達成した。簡単で確実なセキュリティーチェック手段として金融機関などに販売する。システム価格は 100万~200万円、ソフトウエアだけでは数10万円程度の予定。同社ワークステーション「LUNA」を使って、図形処理などに使用するデジタイザーに電子ペンで入力、あらかじめ登録してある署名と照合識別する。たとえばサインの中で丸がいくつあるか、書かれた時間が何秒かなど、画像を認識して速度や筆圧といったサインの特徴をパターン化して判別する。同社のテストでは本人であるかどうかの検出率は98%、他人であるかどうかの検出率は100%という。日本語と英語の2本のソフトを用意している。10月15日からシンガポールで開催される「インフォマテックス'92」に出品展示する。現在、照合システムには暗証番号などのパスワードや指紋や目の中の網膜を用いる方法が取られている。しかし番号が他人に漏れたり、指紋など高度な認識方法も汗などによって判別が難しいという難点があり、簡単で確実な手段が求められていた。同社では、パターン化したサインを磁気カードなどに記憶させ、ホストマシンと接続することなく、ソフト機能を持たせたデジタイザーに直接差し込むだけで識別機能を発揮するシステムも開発中。

Contact

学会入会・学会全般に関するお問い合わせ

soft[@]flsi.cird.or.jp

  • 0948-24-3355

  • 〒820-0067 福岡県飯塚市川津680-41
    一般財団法人ファジィシステム研究所内