FA用制御ボード開発 (山本電機工業)

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事例名

FA用制御ボード開発

企業・団体名

山本電機工業

出展

日刊工業新聞 1992年

内容

 ルール群を大幅増加 FA用制御ボード開発 ファジィ推論採用 山本電機と大阪電通大 山本電機工業(大阪市淀川区新北野2-7-6、社長日並泰三氏、 TEL:06-303-7331)は、大阪電気通信大学の水本雅晴教授と共同で、ファジィ推論法を使ったFA用制御ボード「HF-003型」を開発した。制御に使う入出力チャンネルやルール群を大幅に増加したほか、推論法に「代数積-加算-重心法」を用いることによって、より複雑な制御を可能にした。価格はボードと専用ソフトで100万円。日本電気のPC9801シリーズで稼働する汎用タイプボード。入出力がそれぞれ8チャンネルあるほか、制御のためのルール群が同社従来製品では一つだったものを、種類によって最大32までのルール群設定を可能にした。このため、ファジィによる走行制御を例に取ると、停止から加速、高速安定運転、減速停止など、それぞれ違ったルールが必要な制御方法を、各ルール群に書き込むことによって一連の複雑な制御が可能となる。ファジィ推論法として従来の「ミニ-マックス-重心法」だけでなく「代数積-加算-重心法」を採用、ミニマックス法では重複して打ち消されるためできなかった同じルールを何回も使用する強調効果などが可能となって、より人工知能に近づく制御ができるという。5ボルト単一電源を併給すれば、パソコンから取り外してボード単独作動ができる。また現在、外部とのインタフェースはRS232Cと98バスを使用しているが、将来的にはアナログ、LANを使った入出力も可能にしていく方針。PID(比例積分微分)制御などの数式による制御が難しい分野の取り込みを目指す。

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