キノコ栽培用空調ファジィ最適制御 (バブコック日立)

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事例名

キノコ栽培用空調ファジィ最適制御

企業・団体名

バブコック日立

出展

日刊工業新聞 1990年

内容

 キノコ栽培用の空調 ファジィで最適制御 生産向上、電力節約 バブコック日立(東京都千代田区大手町2-6-2、社長横田一郎氏、 TEL:03-270-4938)は、上野文男熊本大学教授らと共同でファジィ理論を応用したキノコ栽培用空調制御装置を開発、来年1月にも発売する。各種キノコの栽培では温度、湿度、炭酸ガス濃度を同時に制御する必要があるが、ファジィ理論を応用した同コントローラーはこれら3つの変数を同時に最適制御でき、キノコ生産の効率化と10%の電力節約を図れる。同社はこれに続き、ファジィ利用の空調コントローラーが野菜工場など広範な分野に適用できることから、今後順次、応用拡大を図っていく。キノコの人工栽培では温度、湿度など諸条件を個別に制御しており、年間を通じて最適制御するのが困難だった。そこで同社は熊本大の上野研究室と共同で温度、湿度、炭酸ガス濃度など各種条件のシミュレーションを行い、これら諸条件を同時に判断して人工栽培の環境を最適化するファジィルールを内蔵した小型の制御ボックスを開発したもの。このファジィ制御により冬場の暖房や冷房の稼働率を従来の半分に低減でき、年間を通じ 10%の電力消費の低減につながるという。同社はキノコ栽培家が3,000軒あるとみており、70万円程度の価格で200セットの販売を見込んでいる。また、キノコ栽培向けでは3変数のファジィ制御で済むが、今後、多変数制御にも取り組み、野菜工場、アメニティー(快適)空間など向けにファジィコントローラーの製品化を進めていく。

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