デジタルファジィチップ (オムロン)

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事例名

デジタルファジィチップ

企業・団体名

オムロン

出展

日刊工業新聞 1990年

内容

 来春、欧米に輸出 オムロン(社長立石義雄氏)は来春からデジタルファジィチップの欧米市場への輸出を開始する。同チップは日本でこの11月から出荷を始めたばかりだが、海外からの引き合いが予想以上に多く、十分需要があると判断したため。海外市場進出に当たり、同チップ購入のためのテストツールとして、ファジィ推論機能をIBMのパソコンPC/ATにそのまま組み込めるファジィ推論ボードの開発が来春までに完了するほか、来年中に英、フランス、ドイツ語対応のソフトウエアも用意する。同社ではこうした積極策を講じることにより、国内外合わせて来年度10万個の出荷を見込んでいる。同社が11月から発売したデジタルファジィチップFP-3000はファジィ推論に必要な要素をチップ化したもので、家電製品などソフトでファジィ推論を実行しているものに比べて速度は100倍にも向上する。すでに国内では自動車、家電、OA機器、化学など様々なメーカーに対してサンプル出荷を行い、評価試験を受けている段階で、来年度から受注が本格化する。一方、欧米メーカーでも同チップに対する関心は高く、米国の大手自動車メーカーや制御機器メーカーが早速サンプル出荷を要請するなど引き合いが多数きたことから、欧米への輸出にも踏み切ることにした。このため、ユーザーが自社製品にチップを組み込むまでの開発段階で必要となるツールとして、世界的に普及しているIBMのパソコンPC/ATに簡単にファジィ機能を付加できるよう、FP-3000を括載したファジィ推論ポードを開発、来春からユーザーに提供する。さらにドライバーソフトも英語版を来春までに、フランス、ドイツ語版を来年中には用意する。同社では当初、サンプル価格としてチップ1個一万円と設定していたが、すでに大口ユーザーへは3,000円を切っている状態で提供しており、来年度予定している年間10万個という量産化が実現できた段階には、大口ユーザーヘの出荷価格は1,000円を切るとみている。

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