事例名
ファジィ情報検索システム
企業・団体名
リコー
出展
日刊工業新聞 1989年
内容
キーワードを忘れても自在に情報を検索できる-リコー中央研究所は、ファジィ(あいまい)推論を利用した情報検索システムを開発した。正確なキーワードを覚えていなくても、関係のありそうな情報が重要度の順に提示されるので、すばやく目的の文書を探し出せる。来年中にも商品化する。情報検索システムは補助記憶装置からパソコンなどで情報を検索し、呼び出す。中核となるのはキーワード登録・検索機能のアルゴリズム(論理構造)。従来の検索法では、正確なキーワードがわからない場合、関係のありそうな単語を使って、機械的に一つずつ消去しながら探すしかなかった。リコーのシステムは、関係のありそうな単語を入力すれば、重要度の高い順番にランクされたキーワード候補が表示される