ファジィ適応制御使用マルチ空調システム (松下電器産業)

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事例名

ファジィ適応制御使用マルチ空調システム

企業・団体名

松下電器産業

出展

日刊工業新聞 1990年

内容

 ファジィ応用 新アルゴリズム開発 冷暖房負荷 従来の半分 松下冷機と共同で 松下電器産業と松下冷機(社長瀧口融氏)は7日、マルチ空調システムに用いる新しい制御アルゴリズム「ファジィ適応制御」を開発した。この制御アルゴリズムを用いると冷暖房機器の負荷を従来方式に比べて約半分に減らしながら、例えば室温制御などの応答性を約4倍に速くできる。加えて約2割の省エネも実現。両社は今後2年のうちに、まずビル用のマルチ空調システムに商品化し、その後家庭用のシステムにも広く応用する。ファジィ適応制御は、制御するのに必要な未知のパラメーターを推定する適応制御技術を、ファジィ理論を応用して実現した。適応制御技術の一種で独自に開発した「モデル追従制御」で、冷曖房機器の圧縮機の回転数や膨張弁の開度などの操作量を最適化。この追従させる複数のモデルにファジィ理論を応用し、圧力などの検出信号から各モデルヘの適合度を求め、それに応じて冷暖房機器の運転を行う。マルチ空調システムは多数の室内ユニットを一つの屋外機に接続した冷暖房機器の冷媒を分流制御する方式で、空調システムの主流になりつつある。しかし、その制御は複雑で、冷暖房機器の動作特性も運転条件によって異なるため、安定で速い応答性をもつ制御アルゴリズムの開発が求められていた。

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